実技講習会

ワークス

実技講習会を終えて

2020年度 第3回実技講習会及び2020年度造形ワークショップ(藁工芸)


第3回実技講習会「和綴じ本づくり」につきましては、新型ウイルス対応の緊急事態宣言が発令されていたこともあり、期日までに参加申し込みがなく、不開催とさせていただきました。 講習を予定していました「鈴木松風堂」(京都)では、お一人様から和綴じミニ体験ができます。ご案内まで。


本年度、第4回実技講習会に予定していた「炭焼」がコロナ禍の影響で体験先が不開催となり、急遽、代わりに、今までできなかったことを自主的にできないかと考え、事務局会議で諮ったところ、かねがね希望が出ていた「みごほうき」や「釜敷き」を、稲わらを使って作りたいとの意見が出た。そこで、2020年度造形ワークショップ(藁工芸)として、2021年2月21日(日)に開催することにした。前号のアトリエニュースで募集したところ、事務局員を中心に7名の応募があった。農文協の「つくって楽しむ わら工芸」をテキストに、各自が試行錯誤しながら制作することにした。箒は事前の「みご取り」に時間が掛かるので、箒作りをしたい人は各自、「みご」の準備をして頂くこととした。また、釜敷きは「細縄」を「なう」のに時間が掛かるため、今回は一分(約3㎜)の荒縄を代用することとし、それも各自準備して頂くことにした。当日は、テキストとにらめっこしながら悪戦苦闘の末、個性豊かな「みごほうき」や「釜敷き」ができ上った。
米作りの農業が盛んな時期には、農閑期の冬の仕事として、普通に各家庭で行われていた素材を生かす仕事が廃れていくことは残念なことだが、このような場を利用して、再生可能な素材を活用したモノづくりが見直される機会になれば幸いである。
ご参加頂いた皆様、本当に有難うございました。

実技講習会を終えて


第1 回実技講習会は、会員6 名。一般2名の8 名で開催しました。講師の角谷英明さんの貴重なお話の数々と懇切丁寧なご指導のもと、参加者の皆様が思い思いの作品づくりに励みました。青白磁という日頃体験することができない素材と向き合う一日でした。焼き上がりが楽しみです。参加された皆様、お疲れ様でした。

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今年度第2回実技講習会「紙漉き体験」は、研修旅行の1日目12月5日(土)午前中に実施しました。訪れた所は奈良県吉野町「国栖(くにす)の里」にある「植和紙工房」です。庭には和紙の原料となる「楮(こうぞ)」の樹皮が干してありました。   「宇陀紙」と呼ばれる表装用の和紙を中心に製造されているそうです。楮や、糊に使われている「ノリウツギ」という木なども見せていただき、和紙作りの工程の説明の後、紙漉きをしました。モミジなどの葉を漉き込んだり、染料で色付けされたもので模様を付けたりして楽しみ、思い思いの作品ができました。参加者は6名でした。
(実技講習会担当:田上 早百合)

実技講習会のご案内

2020年度 第1回実技講習会


2020年度第1回実技講習会は「青白磁の作品つくり&工房見学」です。
三重県名張市で名張窯を主宰されている(公社)日本工芸会正会員の角谷英明氏に講師をお願いし、普段体験する機会の少ない磁土での作品つくりを行います。
 角谷氏の作品制作に関する講話を伺ったのち、制作を行います。また、角谷氏の作品鑑賞や工房見学も兼ねての開催です。貴重な機会ですので、是非、ご参加ください。
 なお、新型コロナウイルス感染症の感染予防に注意しながらの実施です。今後、第2波などで開催が中止や延期になることも想定されますが、予めご了解願います。
 ご参加・お申込みをお待ちしております。

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2019年度 第4回実技講習会

今年度第4回実技講習会は、角谷一圭工房にて茶釜鋳造の見学をメインに行いました。 参加者は会員8名、一般3名の計11名。砂を使って型をつくるところから、実際の工程に従って、実演を交えながらのご説明。 次々に出る質問にも丁寧に対応してくださいました。代々使われている工房には、木型や鋳型はじめ、様々な道具が所狭しに置かれていました。 間近で金属を流す工程を目にして、感嘆の声があがりました。
その後、近くの「人間国宝 角谷一圭記念 深江郷土資料館」も角谷さんの解説の元、見学しました。 初代から現在の4代目に至る作家の作品や関西の伝統工芸系の若手作家や地域の伝統産業である菅笠の展示も見学でき、実りある時間を過ごすことが出来ました。 参加された皆様、ありがとうございました。

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2019年度 第2・3回実技講習会


今年度の第 2 回実技講習会は、「表装体験 事始め!」と銘打ち、会員 9 名、一般 1 名の計 10 人の参加で 9 月 23 日(月祝)に開催しました。内容は、パネル仕立てと軸装の簡易型の 2 つを体験して頂きました。 講師の網 真明先生の熱血指導で、残暑の残る中、参加者が持参した作品を裏打ちし、パネル作品と軸装に仕立てました。最後は時間が迫り、講評や相互鑑賞の時間は持てませんでしたが、完成作品は、次回、12 月からの乗馬クラブ・クレイン三重のレストランに展示します。 是非、ご覧ください。
また、第 3 回実技講習会「矢持の里で草木染め&食の素敵体験」は、いがぶら№053 との同時開催の予定でしたが、いがぶらの申込が初日に即満席となり、キャンセル待ちが同数以上出ました。 一方、実技講習会の方は申込期日までの申込が無く、実技講習会の定員をいがぶらに吸収させる形で、それぞれ10名・9名の参加で10月23日(水)、24 日(木)の両日に開催し、大好評でした。

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2019年度 第1回実技講習会

日  時 2019年7月17日(土)10:30~17:00

第1回目の実技講習会は、見たことはあるけれど、やったことはないという方がほとんどの伝統的な「ステンドグラスのケイム技法」。 講師の後藤裕子さんの素敵な工房にて、会員7名、一般3名の計10名の参加で行われました。
デザイン、下絵づくり、ガラスのカット、研磨、ケイムのカット、ハンダづけ、パテ埋め、仕上げ等、出来上がりまでにはたくさんの工程がありました。 集中しての制作は、時間が経つのがあっという間。こだわりを持つ方が多く、時間切れ続出。居残り、補習⁉で無事完成という方もおられましたが、充実した講習会となりました。
ご参加の皆さま、ありがとうございました。

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2018年度 第4回実技講習会

日  時 2019年2月15日(金)11:00~12:00

2月15日(金)、「第4回実技講習会/墨づくりの見学とにぎり墨体験」を実施しました。奈良では、寒い時季にのみ、今でも伝統的な墨作りが、手作業で行なわれており、440年余りに亘り昔ながらの墨づくりをかたくなに守り続ける老舗「古梅園」を訪ねました。

道路に面した店舗から、奥に向かって運搬用の線路が走っていました。その敷地内に一歩足を踏み入れると、中庭を囲んで趣のある複数の建物、古い梅の木もありました。墨の製法順に、丁寧な説明を聞きながら、園内を案内していただきました。最初に入った窓のない「採煙蔵」では、煤(すす)の採取のための繊細な作業が行われており、真っ暗な中で200個の土器の炎が燃えている様は神秘的なものでした。次に、膠(にかわ)を湯煎している所、そして、いよいよ煤と膠が光沢の出るまで練り上げられ、梨の木でできているという木型に入れる作業を真近で見学です。ここで、希望者7名が、「にぎり墨」をしました。まだ温かい墨玉を渡してもらい、ギュッと握ると指跡の付いたオンリーワンの墨となり、乾燥後、届けてもらえるという貴重な体験です。続いて、気の遠くなるような手間と時間をかけて行われている「灰乾燥」と「自然乾燥」の現場を見せていただきました。

土・日・祝日は墨職人さんの定休日のため、奈良が最も冷え込む2月の平日の開催となりましたが、参加者は計13名(会員5名、一般8名)、うち県外からの参加者が8名ありました。お店を出ると、皆さんが、良かったぁ~!と言っておられました。伝統を受け継いでくださる方々の姿勢に感嘆の連続! 奈良に住んでいても知らなかった、すごい!予想以上の感動!との感想をいただきました。

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2018年度 第3回実技講習会

日  時 2018年10月22日(月)・23日(火)11:00~13:30

今年度3回目となる実技講習会は、「陶芸/穴窯で焼成するオリジナル作品づくり」を実施しました。
「風と土のふれあい芸術祭in伊賀2018」開催と重ねて、矢持地区市民センター内の会議室を会場として、会期中の10月22日(月)・23(火)に行ないました。講師は特別に招かず、法人会員が制作のサポートにあたりました。
平日開催のためか、参加者は2日間でのべ8名(一般2名)でしたが、和気あいあいと行うことができました。

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2018年度 第2回実技講習会

日  時 2018年8月20日(月)10:00 ~ 16:00 (少雨決行、雨天中止)

第 2回実技講習会は、 柿渋づくりでした。数年前に有志一度チャレンジしたのですが。 熟成 の段階で 上手く いきませんでした。今回は、リベンジプログラム。8月 20 日(土)に開催。参加者は 一般 1名、法人会員 9名の計 10 名でした。
朝、10 時に近鉄「伊賀神戸」駅前に集合。自家用車 4台に分乗して、一路月ヶ瀬に。元会員の親族方柿林で鶴の子柿を400個以上は採集。月ヶ瀬温泉で、昼食の後西青山アトリエに移動。柿の洗浄、細切れにしてミキサーで粉砕。玉葱のネットで搾汁。
1~2日で発酵の予定。今回は複数の柿渋制作の方法を試行。各自、自宅でそれぞの方法で熟成します。1~2年後が楽しみです。また、できあがった柿渋を持ち寄り、相互に、それぞれの熟成方法や使用例を結果報告したいものです。
参加頂いた皆様、暑い中、お疲れ様でした。

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2018年度 第1回実技講習会

日  時  2018年7月21日(土)13:00 ~ 16:00
講  師  もりたいよしこ(アーティスト・本法人会員) 

第1回実技講習会は、昨年に引き続き、竹を使っての楽器づくり。会員6名の方にご参加いただき、バリンビンとカタカタをつくりました。
バリンビンは、竹にスリットを入れて、叩いて音を響かせます。竹を切ったり削ったり、穴をあけたり。できあがってくるとあちこちでビーン、ビィーンという音が。引き続いてのカタカタは、こどもの玩具としても、木でつくられたものがよく見かけられます。こちらは、できあがってくると、名前のようにカタカタという音が響きました。響きが生まれたあとは、模様をつけたり、彩りに糸を巻いたりして仕上げていただきました。
ご参加の皆さま、ありがとうございました。

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第3回実技講習会

日  時  2018年1月20日(土)13:00 ~ 17:00
講  師  角田 喜代(つのだ きよ)氏  ガラス造形作家、Glass Studio Kiiyo主宰 

本年度第3回実技講習会は、1月20日(土)に、大阪府八尾市在住のガラス造形作家の角田喜代さんを講師にお迎えし、会場も平素の伊賀の法人事務所からMORITAI造形アトリエYAOに移して開催。参加者は、会員7人、一般4人の計11人でした。 日頃、体験する機会の少ない技法で、ガラスの粉末を糊状の媒体に混ぜ、絞り出しながらガラスの板の上に置き模様や絵柄を描いていく方法です。 参加者の皆さんは、表札、ミニネームプレート、コースター、ペンダントトップ、箸置などの用途を考えながら、和気藹々と時間の経つのを忘れるほど熱心に制作に取組んでおられました。乾燥後、後日、角田さんのアトリエの電気窯で焼成、溶着して頂きました。 また、終了後、新年会を兼ねて牛筋おでんパーティも開催し、実技講習会参加者以外にも複数名参加があり、おでんや銘酒に舌鼓をうち、皆さんから差入れして頂いたお酒や食べ物も美味で、お腹も気持も満足になった一日でした。ご参加頂きました皆様、ご苦労様でした。     

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第2回実技講習会

日 時:2017年10月21日(土)10:00~16:30
講 師:もりたい よしこ(アーティスト・本法人会員) 

第2回実技講習会は「レインスティックづくり&音遊び」。担当は私もりたいよしこが行いました。
 会員4名、一般1名の計5名の方にご参加いただきスタートした楽器づくり。はじめは二人一組になって竹に60~100位の数の穴を開けたのち、その穴につまようじを差し込んでいく作業。ボンドを乾燥させている間にお昼休憩しました。後半は、中に入れる小石やビーズをいろいろ試してみて、竹の中を落ちる音を確認。並行して、竹の外側に思い思いの模様をつけました。中の石などを取り換えるための工夫をされる方もあり、それぞれに個性的な楽器が出来上がりました。
 完成後は、それぞれのレインスティックの音の聴き比べや様々な楽器を使った音遊びを楽しみました。

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第1回実技講習会

日 時:2017年7月15日(土)10:00~17:00
講 師:岡 さつき 氏(おうち木工教室スマイルウッド代表・本法人会員) 

7月15日(土)、本法人アトリエにおいて、今年度、最初の実技講習会「籐籠づくり」を開催しました。本法人会員で、伊賀の地で木工制作や木工教室を開講されている岡さつき氏(おうち木工教室スマイルウッド代表)を講師にお迎えし、会員7名、一般1名の計8名が参加させてもらいました。 今回、籐籠づくりというと、皮を剥いだ丸芯の籐を編んでカゴなどをつくるのでは?と講習会に臨んだのですが、なんと参加者募集のチラシにあったような、皮の付いた皮籐を使った花入れをつくることが出来ました。丸芯の籐編みは他でも多く見受けられるし経験済みでしたが。皮籐の籐編み、それも花入れという趣のある籐工芸を体験させていただき、大変貴重で楽しい時間を過ごすことが出来ました。予定の時間をオーバーしても快く対応していただいた岡先生に感謝です。ありがとうございました。 (第1回実技講習会担当:福井 明美・石津 勝)

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第4回実技講習会

日 時:2017年3月18日(土)10:00~17:00
講 師:藤本 明美 氏(阿山レザークラフトサークル講師) 阿山レザークラフトサークルの皆様

第4回実技講習会は、 3月18日(土)10:00から、本法人事務所を会場に、会員3名、一般1名の計4名の参加者で開催しました。会員からのご要望があった分野でしたが、残念ながら当日の参加者は上記の通りでした。
2016年度は、極力、地元の伊賀・名張地域の方々との交流を深めるという趣旨から、地域内でレザークラフトをされている方を探した結果、伊賀北部の阿山の「あやまレザークラフトサークル」講師の藤本明美氏とメンバーの山崎悠美子氏をアシスタント講師にお迎えしての実施となりました。 初めに、3種類の大きさから自由に材料を選び、参加者それぞれが各自の自由なデザインで型紙を作り、型紙に併せて皮をカット。その後、スーベルカッターで線描き、刻印で模様付けの後、革紐などでの縫製。夕方までには作品完成のはこびの筈でしたが、何故か?時間切れの方が続出。ご参加頂いた方の内、約半数は宿題付きでの帰宅となりました。
講師のお二人には準備から片付けまで、大変お疲れ様でした。そして本当に有難うございました。
また、打合せや道具の手配や運搬に、ご協力頂いた皆さんも、本当にご苦労様でした。
なお、材料は有料ですが、あと数人分がありますので、この機会に参加できなかった方でも、参加者が伝達講習しますので、是非、日を変えてチャレンジしてみてください。お待ちしています。
(第4回実技講習会担当 森田 耕太郎)

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第3回実技講習会

日時:2017年1月21日(土)14:00~16:30
講師:岡さつき 氏 吉田大作 氏

第3回実技講習会は、 1月21日(土)10:00から、本法人会員の岡さつき氏が代表をされている合同会社スマイルウッド笠部のおうち及び、同じく会員の吉田大作氏が代表をされているアトリエsakuを会場に、それぞれのアトリエ見学を兼ねて開催しました。参加者は会員6名、一般1名の7名でした。
  初めに、岡氏のアトリエに集合し概要説明ののち、吉田氏のアトリエに移り本日の制作説明と材料の大きさ決め。パネルソーを使っての切断。黒板塗料の1回目の噴霧ののち、枠木の45度切り、その後、塗料の2度目の塗布。岡氏のアトリエに移動し、ミルク塗料で枠の塗装。昼食では、岡さんから心温まる豚汁のサービスを頂き、各自お弁当を食しました。午後は、イーゼル部分の墨入れ、ミルク塗料での塗装、電動ドリルでの下穴開けと、膠(ニカワ)と細螺子(ネジ)による接合。乾燥後、砥草(トクサ)で研磨。最後に蝶番と紐を付けて完成。早く完成した方から、昔乍らの火鉢の炭で焼いたお餅を頂きほっこりしました。結果、予定の時間を1時間弱オーバーして無事完成しました。日頃使う機会の殆ど無いパネルソー等の大型機械の使用、膠や砥草の利用は貴重な体験でした。事務局会議のメンバーは、その後、会議のため、慌ただしくアトリエに戻りました。出来上がったチョークボードは様々な場所で活用できそうで、ご参加頂いた皆さんは満足げな様子で帰路に着かれました。
 講師のお二人には準備から片付けまで、大変お疲れ様でした。そして本当に有難うございました。

第2回実技講習会 染織/草木染め&工房見学

講師:松永ゆう子 氏

今回の講習会は、夏まっさかりの 8月20日に、講師の松永ゆう子氏が主宰されている伊賀市東谷の工房「山帰来」さんに伺い行いました。
参加者は会員7名、一般の方1名の計 8 名。はじめに説明を受けたあと、まず緑あふれる工房内外で今回の染料の材料となる赤紫蘇とねむの葉を採取。二手に分かれて、それらを煮出し、染液をつくりました。
赤紫蘇は錫、ねむの葉はチタンで媒染すると、それぞれもとの色からは想像できないような美しい色がショールなどの布にうつし取られました。
(写真では十分に伝わりませんが、紫色:赤紫蘇、オレンジ色:ねむの葉です)

第1回実技講習会 楽器づくり&演奏 /ディジュリドゥ

日時:2016年3月13日(日)14:00~17:00
講師:古川英正 氏

今回は「デジュリドゥ」の演奏兼制作者の古川英正氏を講師にお迎えし、会員6名、一般7名、定員を上回る計13名の方々にご参加いただき、 にぎやかに開催されました。
はじめに竹の節を抜いて中を整えたあと、各々に模様つけ。バーナーで焼き色をつける方、絵の具でカラフルにペイントされる方とそれぞれ の仕上がりになりました。吹き口をミツロウでつくった後は、皆で音を出すためにアトリエの裏山?に。緑いっぱいの中で音を響かせるのはとても気持ちのよいものでした。皆さま、ありがとうございました。

第4回実技講習会 ペパニカ制作/演奏

日時:2016年3月13日(日)14:00~17:00
講師:岡田路子 氏 近藤知名美 氏

3月13日、大阪野田の「SHUPLACE」にて定期開催されている「ペパニカ」の制作・演奏のワークショップに会員9名、一般1名の計10名で参加させていただきました。 「ペパニカ」は手のひらサイズの紙製のアコーディオン。考案された岡田路子講師のご指導のもと、好みの紙を選び、裏に印刷された線を頼りに折っていきました。これが意外と集中力がいる! 2時間ほどで皆さん無事完成。演奏のご指導は近藤知名美講師に交替、出来上がったペパニカを持って、いざ演奏となりました。「ドレミの歌」や「春」、2~3回あわせると少し曲らしくなり、思わず拍手。和気あいあいと楽しい時間になりました。皆さまありがとうございました。

第3回実技講習会 藁(わら)細工

日時:2015年12月19日(土)10:30~15:00
講師:森田正徳 氏

今回の講習は「藁(わら)細工」。年末も押し迫った12月19日に新しい年を迎えるための「しめ飾り」をつくりました。 講師は藁細工名人の森田正徳氏です。加えて姪御さんがお手伝いくださり、伊賀市諏訪の講師ご自宅ガレージにて、参加者5名で行いました。はじめは藁をなう練習から。講師の森田氏が手をすり合わせると、あっという間に縄が出来上がってくる様子に目をぱちくりしながら、参加者も奮闘。午前中は練習がてら小さなしめ飾りを制作。午後からは大きなしめ飾りに挑戦、こちらは手足全部を使っての制作となり、最後は汗をかくほどでした。
手で刈った稲藁を陰干ししてご用意くださった藁の匂い、手の感触が心地よかったです。
お昼は豚汁、終了後には奥様お手製のぜんざいをいただき、ほっこりしました。ありがとうございました。

第2回実技講習会 書道/刻字

日時:2015年10月17日(土)10:00~17:00
講師:美濃幸男 氏

第2回実技講習会「書道/刻字」は、10月17日(土)に書家の美濃幸男氏を講師に迎え、会員6名、一般2名の合計8名で開催しました。刻字は陽刻と陰刻がある中、今回は陰刻の技法を使っての制作を指導して頂きました。予め参加者が考えてきた文字を美濃先生のアドバイスを受けながら刻字に向く書体にアレンジ。そしてその下書きの書をトレーシングパーパーを使って版木に転写。今回はマフォガニー材を使用です。その後、鑿(のみ)、木槌やソフトハンマーを使って彫り進めます。今回は文字の片側だけを深く彫る方法で初心者にも何とか彫り上げることができました。最後に仕上げと展示の方法を教えて頂き、最終の完成は各自の自宅でとなりました。講師の美濃先生はじめ、ご参加頂きました皆様、お疲れ様でした。

第1回実技講習会 彫金・シルバーリング

日時:2015年7月25日(土)10:00~17:00
講師:上野政彦 氏

上野政彦氏を講師にお迎えして、オリジナルのシルバーリング制作を教えていただきました。まず、リング制作の流れの講義をテキストで勉強。次に銀の板材を自分の指のサイズに合わせて丸く曲げ、ハンディトーチで銀ロウを溶かして接着。
サイズ調整しながら槌目や彫刻して模様をつけた後、やすりで研磨したらピカピカになりました。普段なかなかできない銀彫刻やロウつけに苦戦したり、参加は4名でしたが、一人で2つ3つと作って色々なバリエーションの作品に仕上げてみたりと大盛り上がりでした。

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