2020年度「研修旅行」 〜 初冬の吉野とアート&クラフトの旅 〜 

日 程:2020年12月5日(土) ~ 6日(日) 1泊2日
場 所:奈良県吉野

今年の研修旅行は、奈良県の吉野を訪れました。初日は参加者6名。まずは「植和紙工房」にて紙漉き体験、午後に吉野杉の突板でイス等の制作をされている木工房「studio-jig」の見学。最後の「匠の聚」では、こちらに入居されている小川こころさんに案内していただき、敷地内の工房・ギャラリー、穴窯等を見学しました。 2日目は参加者4名。木工房「アップルジャック」にて、木工旋盤を体験。各自、お猪口を制作しました。ランチのあとは吉野山に登り、各々興味のあるところを散策しました。

研修旅行01

植和紙工房

studio – jig

匠の聚(ムラ)

工房アップルジャック

吉野山

20019年度「研修旅行」 ― 熱海・小田原 温泉とアートの旅 ―

日 程:2019年9月28日(土) ~ 29日(日) 1泊2日
場 所:熱海・小田原

今年の研修旅行は、まだ暑さが残る 9月28日と29日に、少し遠出して熱海・小田原に行きました。
初日は、参加者10名が熱海駅に現地集合し、MOA美術館で黄金の茶室や野々村仁清の茶壷などを拝見。夜は老舗ホテル大野屋でローマ風呂にゆったりと浸かり、食べ放題、飲み放題で大満足。
翌日は、個人的に以前から行きたかった杉本博司氏設立の小田原文化財団江之浦測候所へ。心配だった雨も上がって、眼前に広がる海原や変化に富んだ地形の上に、歴史的な建築様式や伝統工法を取り入れた、光学硝子舞台をはじめとした作品群をゆっくりと見て回ることができました。
その後、小田原に移動。美味しい海鮮ランチをたらふく食し、古民家の清閑亭やかまぼこ通りなど市内観光をして現地解散となりました。

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MOA美術館

ホテル大野屋

小田原文化財団江之浦測候所

清閑亭

小田原かまぼこ通り

20018年度「研修旅行」 ― 秋の近江八幡・水郷と建築とアートの旅 ―

日 程:2018年9月29日(土) ~ 30日(日) 1泊2日
場 所:滋賀県近江八幡周辺

研修旅行01

今年の研修旅行は例年の冬ではなく、暖かい秋の9月29日と30日に行いました。
最大の目的はこの時期に開催されているBIWAKOビエンナーレの見学です。旅行行程では2日目にゆっくりと見て回る予定でしたが、ちょうど台風24号が翌30日に近畿を通過するため、急遽予定を変更し、BIWAKOビエンナーレ、酒遊館(昼食)、ヴォーリズ記念館、ボーダレス・アートミュージアムNO-MA、ラ コリーナ近江八幡、京料理 宮前(夕食)と、29日の1日間に予定を出来るだけ凝縮してまわりました。
結果、和船の水郷めぐりと近江八幡市立資料館などは、残念ながら行くことは出来ませんでしたが、晩はゆったりした部屋のホテルに泊まり、翌日は朝食を頂いた後、台風対策として早目に解散し、各自帰路につき無事帰宅することが出来ました。
少し駆け足の旅行になりましたが、大半の見学が出来、美味しい料理やスィーツを食べることも出来て、皆満足の旅行でした。

近江八幡水郷巡り

ラ コリーナ近江八幡

ヴォーリズ記念館

近江八幡市立資料館

BIWAKOビエンナーレ

ボーダレス・アートミュージアムNO-MA

20017年度「研修旅行」 ―三河(豊田・足助)・美濃(多治見)の旅―

日 程:2017年12月9日(土) ~ 10日(日)
場 所:愛知県豊田市及び岐阜県多治見市

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2017年度研修旅行は12月9日(土)~10日(日)の1泊2日で実施しました。 参加者の内訳は、会員8名、一般4名(男性5名、女性7名、20代~70代の年齢構成)の幅広い層。 JR大阪駅前ヨドバシカメラ駐車場前集合組(自家用車2台)と近鉄伊賀神戸駅前集合組(レンタカー1台)とが東名阪道御在所SAで集合する形でスタート。

豊田市内での昼食の後、最初の訪問先は、建築家の谷口吉生氏が設計した豊田市美術館。常に面白い企画を行っている美術館。丁度、ジャコメッティ展を開催しており、現代具象彫刻の巨匠の作品を鑑賞。その後、安全運転で足助宿に到着。伝統的建物群が点在する旧宿場町。人影も疎らで晩秋の寒さが身に沁みました。紅葉で有名な香嵐渓も紅葉は全て落葉しており、紅葉の絨毯を踏みしめながら、紅葉のイメージだけを膨らませました。足助から車で約10分のホテル百年草に到着。夕食は本格的なフルコース。インスタ映えする写真を撮りながらの食事で、身も心も満腹に。夕食後は、恒例の交流会。夜の更けるのも忘れて意見交流の筈が、ドライブ疲れで、そのまま夢の中に。因みにこのホテル百年草は地元の高齢者等の就労支援も兼ねており、ジージが作るハムやソーセージ。バーバが作るパンなどの食材が夕食や朝食で提供されました。

翌朝は、朝食の後、一路、多治見へ。今、注目の建築家、藤森照信氏設計の多治見市モザイクタイルミュージアムへ。日本のモザイクタイルの歴史を体感できる施設として建築され、粘土山をモチーフにしたユニークな外観の建物に参加者一同、興味津々。今、注目の建築とあって、大勢の見学者で賑わっていました。 その後、多治見市内の手打ち蕎麦店で舌鼓を打ち、その後、建築家の磯崎 新氏設計の岐阜県現代陶芸美術館セラミックパークMINOを訪問。バブル全盛期に建てられた広大な敷地に建つ建物もまた巨大。展覧会は現代陶芸の歴史を振り返る企画展が開催されていました。次は最後の訪問地、市之倉さかづき美術館を訪問。酒器に特化した陶郷で、盃や石川九楊の揮毫した書なども展示されている美術館を見学。見学後、一路帰路へ。

今回は、著名な建築家の設計した美術館、彫刻、陶芸、食事等を堪能した大人旅でした。参加された皆様、本当にお疲れ様でした。そして、自家用車をご提供頂いた方々、運転して頂いた方々、本当にありがとうございました。また、楽しい旅ができるといいですね。

豊田市美術館

多治見市モザイクタイルミュージアム

岐阜県現代陶芸美術館セラミックパークMINO

2016年度「研修旅行」―備前焼・閑谷学校・奈義町現代美術館・西粟倉村の旅―

日 程:2016年12月3日〜4日
場 所:岡山県東部

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2016年度の研修旅行は、12月3日(土)、4日(日)の1泊2日で、岡山県東部の特別史跡旧閑谷学校、備前焼ミュージアム及び窯元、西粟倉村の木工房群、奈義町現代美術館を訪れるものでした。
参加者は会員7名、一般4名の計11人の旅となりました。大阪梅田のヨドバシカメラ北側に集合の後、石津号、岸田号、ニコニコ号(レンタカー)に分乗し、阪神高速、中国道、山陽道をひた走り、一路「旧閑谷学校」へ。江戸時代に建てられた庶民の学校としての旧閑谷学校は往時を偲ばせる姿を留めていました。備前焼の赤い瓦屋根、大陸の影響を受けたであろう石垣など、見所豊富でした。そこから車で数十分のJR伊部駅前の備前焼ミュージアムの駐車場に車を停め、昼食の後、付近の窯元や街並みを散策。数十年前に訪れた時と比べ、閑散とした風情に驚きながら、駅前に戻り、ミュージアム見学。人間国宝級の作家や地元作家の作品群や備前焼の特色を紹介した展示を満喫し、駅舎2階が伝統産業会館になっている施設も併せて見学。夕陽も落ちる中、西粟倉方面に向かいました。3台がそれぞれの道を進むも、ナビのお蔭で最後に無事合流。国民宿舎あわくら荘到着後、豪勢な夕食に舌鼓を打ち、恒例の懇親会の後、就寝。翌朝は、予約した工房やショールームを3カ所訪問。それぞれ貴重なお話や施設を見学させて頂きました。昼食のバイキングでまたもや満腹に。その後、雨天の中を奈義町現代美術館へドライブを楽しみながら山道を疾走。磯崎新設計の美術館は現代作家の常設美術館。空間と美を堪能し、雨天と渋滞の中、帰路に着きました。予定より少し遅れて無事、大阪帰着。精算して返金。予想外の安さに驚き。これも自家用車のご提供や皆様のご協力のお蔭。ご参加頂きました皆様、本当にお疲れ様でした。また、大人の旅を満喫したいものですね。

奈義町現代美術館

閑谷学校

2015年度 研修旅行

鳥取 倉吉白壁土蔵群と三朝温泉 2015の旅
☆暮らしの中の白壁と850年の歴史を誇る温泉をめぐる旅☆

グリーンウッドワーク01 参加者の皆様とバイオリン博物館にて

11月14日(土)〜15日(日)の日程で鳥取県倉吉方面へ、8名の参加で行きました。倉吉市にある白壁土蔵群では古くからある土蔵を利用した街並みを眺めながら、その土地ながらの絣といった工芸品を鑑賞したり地域の美術館へ足を運びました。三朝バイオリン博物館ではバイオリンの制作工房を見学しながら美術に共通する楽器作りの面白さを生で感じることができました。
夜は850年の歴史を誇る三朝温泉街に宿泊し、色々な方法で調理された蟹を美味しくいただきました。今までの研修旅行で一番豪華な食事だという感想も参加者からありました。
参加された皆様ありがとうございました。あいにくのお天気でしたが、それを吹き飛ばしてしまうくらいの楽しい旅となりました。

2014年度 研修旅行

風と土の交藝 琵琶湖高島の旅

日程:12月6日(土)~7日(日)

風と土の交藝 琵琶湖高島2014が開催されている湖北、高島市を巡る旅を6名の参加で行いました。
1日目は運営をされている西川唱子さんから開催に至るいきさつや思いなどをうかがい、エリアの南側を中心に鑑賞しました。2日目はエリアの北部まで一気に北上し、ゆるゆると南下しながらの旅になりました。「高島のよい所以外も見ていただきたいと考え、この時期に行っています。」という運営スタッフのコメント通りの、山間部では積雪もあり、みぞれや小雨がちらつく中の旅行でしたが、暖かく迎えてくださる作家やスタッフの心遣いも改めて感じることのできる旅となりました。宿泊地の白浜荘では、海の幸や山の幸だけでなく、湖の幸にも舌鼓を打ちながら旅の疲れを癒しました。
短い時間ではありましたが、作家のアトリエを巡るという他にあまり見ないかたちの展覧会で鑑賞でき、より一層の制作意欲をかき立てられました。また運営に携わる方々の熱い気持ちも感じた旅となりました。。

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