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アクティビティ

粘土カフェとは

2005年度の「造形ワークショップ~穴窯つくりに挑戦~」で多くの参加者のご協力で立派な穴窯ができました。この穴窯の維持管理を含め、還元焼成もできる電気窯とともに活用し、広く陶芸を学ぼうという活動です。
毎月1回の定例作陶会を中心に、活動内容はメンバーの興味や関心をもとに決め、必要に応じて外部講師を招き、また法人の実技講習会や研修旅行とも相互に関連を持ちながら、運営と活動を行っています。
命名の意図には、粘土は表現の可能性の大きな素材であり、これを用いてどんなものを作ってもよい(コーヒーが出るとは限りませんが!?)楽しく活動したい、という思いが込められています。

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アクセス

2020年度の活動報告

「窯詰め」 12月26日(土)に、窯の修繕と、窯の乾燥のためのあぶりなど窯詰めの準備を行ない、翌27日(日)~29日(火)、42名の作品316点の窯詰めを行ないました。最終日午後には、焚き口を造り、再度、窯の修繕を行ないました。4日間の参加者は、のべ30名(うち一般13名)でした。
「窯焚き」 年が明けて2021年1月3日(土)午前8時に火入れ、約98時間の焼成を行ない、5日目の7日(木)午前9時35分に窯を閉じました。焼成は順調で、3日目の朝4時半、目標温度の1200℃を記録してから、後の温度計で1200℃~1250℃の温度帯をキープしたままの焼成が、52時間続きました。前泊を含めた6日間の参加者は、のべ57名(うち一般31名)でした。
「窯出し」 1月17日(日)に行ないました。奥の棚まで灰が充分に掛かり、変化に富んだ薪窯ならではの焼き上がりとなりました。午後は、窯の内外の掃除や、棚板などの備品の整備と片付けを行ないました。この日の参加者は、21名でした。
2005年に穴窯を築いてから15年が経ち、この度の焼成は、10回目。そして、陶芸自主活動グル―プ「粘土カフェ」主催の最後の窯焚きとなりました。コロナ禍の中で感染予防対策を講じながらのいつもと少し違う集まり方となりましたが、多くの方々のご理解の元、ご参加ご協力を頂き、怪我もなく無事に終了することができました。心から感謝 申し上げます。



第10回 穴窯焼成の参加者募集

芸術文化の普及や振興を目的とするアート系NPO法人Arts Planet Plan from IGA の自主活動グループ「粘土カフェ」は、10回目となる「穴窯焼成」の参加者を募集中です!


作品の持ち込み 2020年11月22日(日)・23日(月・祝)
窯詰め  2020年12月26日(土)~29日(火)
窯焚き  2021年1月3日(日)~7日(木)

<お申し込み・お問い合わせ先>
①E-mail:contact@appfi.org
②はがき:〒518-0205 伊賀市伊勢路青山1381-77  NPO法人Arts Planet Plan from IGA「粘土カフェ」担当 田上早百合 宛
※参加希望者の住所・電話・メール(携帯・PC)・氏名(フリガナ)・年齢・穴窯焼成や陶芸経験の有無を明記してください。

<会 場>NPO法人Arts Planet Plan from IGA 事務局 敷地内(伊賀市伊勢路字青山1381-77)
近鉄「西青山」駅下車 東へ徒歩2分 R165号線沿い
詳細は以下のチラシをご確認ください



2019年度の活動報告

「粘土カフェ」は、昨年夏、初の試みとして「野焼き焼成」を行ないました。今年度末に、2回目を実施します。 また、今年12月には、10回目となる「穴窯焼成」を予定しています。 今年度中に行なった薪割りは5回(8・9・11・12・1月)、薪束は100束になりました。 業者さんのサイズに倣って、これまでよりも大きめの薪束にしています。薪割りを、新年度4月~9月まで行ないます。 ご協力ください。作陶会も行います。ご参加 お待ちしています。 

第2回「野焼き焼成」のご案内

今年度「粘土カフェ」の新しい企画として、再生した粘土と、アトリエ周辺の伐採した木や枝、 古くなった建材などを燃料として、8月に「野焼き焼成」を実施しました。籾殻の中で燻されなが ら焼成された「黒陶」のようなものや、野焼き特有の様々な焼き色を楽しむことができました。
その第2回「野焼き焼成」のご案内です。今回は、素焼きなしで焚きます。焼き直しなども歓迎 です。参加費は無料です。労力を出し合って行ないたいと思います。本法人会員をはじめ、友人の 方などもお誘いの上、ご参加ください。  参加希望の方は、粘土カフェ担当・田上に、ご連絡をお願い致します。

作陶会 2020年2月16日(日)9:45~17:00 ※シャモット入り再生粘土は1kg100 円(粘土の持込みも可)

作品の持込み 2月16日(日)9:45~17:00 及び3月21日(土)14:00~22日(日)9:45   
※3月21 日持込みの場合は、乾燥済み・素焼きしたものに限る

窯詰め・焼成 3月22日(日)9:45~21:00頃(前日・当日の宿泊可)

窯出し・片付 3月23 日(月)9:45 ~「薪割り」作業の後、午後~ 17:00

場所 本法人アトリエ 伊賀市伊勢路字青山1381-77

連絡先    田上携帯tel:090-6603-1783 mail:sayuri696@i.softbank.jp         NPO 法人 APPfI 自主活動グループ「粘土カフェ」

第1回 野焼き焼成の報告

アトリエ内の整備のために伐採した木や枝、薪にならなかった材木や廃材などが大量にあることから、これらを燃料とする「野焼き焼成」を「粘土カフェ」としては初めて企画しました。
再生粘土を活用し、6・7月に作陶会、焼成の類焼を防ぐために背丈以上もある萱を刈り、これらも燃やしました。
参加者12名の110点余りの作品を、8月4日素焼き、15日素焼きの窯出し、16日~18日まで行なった夏合宿の1日目に焼成を行ないました。穴の湿気を取るための焚き火の後、籾殻を敷き窯詰め、午後2時頃から焚きはじめ、トタンを掛けて終了したのは夜10時でした。 合宿2日目は、穴窯焼成に向けた薪割り、3日目に窯出しをしました。野焼きならではの様々な焼き色になりました。真夏の合宿参加者は、のべ32名でした。

第9回 穴窯焼成の報告

2年振りとなる「第9回 穴窯焼成」を実施しました。毎月定例活動日に集まり、昨年4月~今年9月まで、合宿を含めて27日の<薪割り>を行ない、その参加者はのべ123人でした。薪割りの他に、「穴窯仲間のカタチ展」開催、チェンソー・薪割り機の故障とその対応(学習会)などもしながらの活動でした。出来た赤松(間伐材)の薪は、目標550束に対して491束でした。今回初めて、 業者さんの薪50束を購入しました。

12月13日には、窯の湿気を取るための<あぶり>行ない、14日~16日、<窯詰め>を行ないました。窯に作品を入れた人は32名(会員9名、一般23名)、その総作品数は、前回より少ないものの約300点でした。(写真1) 並行して、アトリエの薪ストーブ用の薪を、アトリエ周辺から伐採して用意する作業も行ないました。4日間の参加者は、のべ21人でした。

<窯焚き>は、12月20日朝9時に火入れを行ない、3日目夕方には、温度は1250℃を記録しましたが、これ以上の温度をキープすることは難しく、1220℃~1250℃程度の窯焚きが続きました。そして、最終日24日未明のことです。煙突側の屋根から炎が立ち登りました。何度かバケツで水を掛け、火は消し止めましたが、脚立に登って火を消してくださった方が転落、当初は打撲との診断でしたが、後日、胸に骨折が見つかりました。前々回の火傷の教訓から、「安全第一」の合い言葉を肝に銘じて活動してきたつもりでしたが、申し訳ない事態となりました。(火災の原因は、煙突にトタンを巻くのを忘れていたためでした。)その後、窯を立て直し、夕方16時過ぎに窯を閉じました。4名しかいない時間帯もありましたが、夜間のみの応援や土日には作品を入れていない方々のお手伝いもあり、皆さんのおかげで、約103時間の焼成を終えることができました。ありがとうございました。25日は、窯周り・薪棚・アトリエの片づけをしました。6日間の参加者は、のべ56名でした。

年が明けて1月20日、<窯出し>を行ないました。(写真2) ひな壇のように作品を詰めたため、奥の方にも灰がよく掛かっていましたが、前回よりは温度が上がっていなかったように感じました。この日の参加者は、15名でした。この度の穴窯焼成は、特に反省・改善すべきことが多くありました。

活動の様子

8月17日(金)〜19日(日)、粘土カフェと庵プロジェクトの自主活動グループが合同で夏合宿を行いました。
粘土カフェの3日間の参加者は、のべ21名(うち一般参加者は子供3名を含む7名)でした。
怪我はありませんでしたが、数々のアクシデントに見舞われました。6月に運び込んだ間伐材で薪棚がいっぱいになったのでうっかりしていて、1日目、張り切って割っていると、全て割ってしまい、割るべき材木が無くなってしまったのです。
急遽、上野森林公園にお尋ねし、ご提供いただけるや、メンバーに軽トラで来てもらい、2日目早朝、4名で2往復の間伐材を搬入しました。
ところが、1日目に使い過ぎたせいでしょうか、今度は、電動薪割り機が動かなくなってしまい、手斧ですることに…。薪割り機は修理に持っていくという思いがけない事態になりました。
こんなことで、今回の薪束は47束(合計384束)です。残りの材木を玉切りにし、薪棚の整理と草刈り、作陶などもして終了しました。
庵プロジェクトの参加者は17日と19日は1名で、18日は2名の学生が駆けつけてくれて、柱の製材、土手の草刈りなどをやってくれました。
柱を後何本か調達すれば組み上げていけるかなあ。という感じです。(2018.12.15)

2017年度の活動報告

粘土カフェの活動は、8月の合宿以降、ほとんど進展していません。9月には「穴窯なかまのカタチ展」を行い、10月は台風のため中止、11月は「風と土のふれあい芸術祭in伊賀」があり、12月の活動日に2台のチェンソーが動かなくなったからです。さらに、1月・2月は、当初より冬季休みとしていました。薪は、まだ120束ほどしかできていません。3月は、庵プロジェクトさん同様、3日間の活動を予定しています。今年12月の窯焚きに向けて、皆さんのご支援ご協力、よろしくお願いします。   

「穴窯なかまのカタチ展」開催報告

9月16日(土)~18日(月・祝)、「穴窯なかまのカタチ展」を開催しました。 穴窯を築いてから12年の間に、陶芸自主活動グループ「粘土カフェ」は、8回の焼成を実施してきましたが、作品展は初めての試みでした。 活動の様子を地域の方々に広く知っていただきたいと思い、伊賀上野の街中にある登録有形文化財の武家屋敷「赤井家住宅」をお借りして行ないました。 これまでの参加者に呼びかけ、16名が参加、薪窯独特の釉状が見られる大小様々な作品60点余りを展示しました。 壺、花器、食器、フクロウやカバなどの動物、持ち手が手裏剣になっているココット、人体3つでできている器、穴窯で焼成すると本物のようなサザエなど、南北に緑の美しい庭園のある趣のある空間に、伊賀焼の伝統に囚われない自由な作品が並びました。 中には、穴窯焼成の器に木製の棒、和紙や金属など、異素材を組み合わせたものもありました。窯出しの時には、このようにはなっていないので、作品展で初めて造形作品として鑑賞でき、メンバー同士の会話も弾みました。 また、これまでの活動に関わってくださった懐かしい方々にもお会いでき、伊賀焼作家さんや来場者の皆さんに多くのアドバイスをいただくことができました。

2017年度の活動予定

定例活動日:毎月第三土曜の翌日曜日 10 時~17 時が原則です
4月16日、5月21日、6月18日、7月16日、10月22日、12月17日、2018年3月18日 (8月、9月、11月、2018年1月、2月を除く)
夏の合宿:8 月18 日(金)~20日(日)
作品展:9月16日(土)~18日(月・祝)

2016年度の活動報告

4月~11月までは、不足分の薪割り(夏の合宿で550束になりました)、窯焚きの安全のために 窯の扉の修繕、作陶会、作品の持ち込みなど、窯焚きに向けての準備を、通算11日行いました。 参加者は、のべ74名でした。 12月には、窯のあぶりに半日と5日間の<窯詰め>を行ない、参加者はのべ29名でした。<窯 焚き>は、12月21日~25日まで、夜通し100時間行いました。窯の温度は予定通り上昇し、1250 ℃前後の温度帯を維持、活気に満ちた窯焚きとなりました。翌26日の片付けも含めた6日間の参 加者は、のべ74名でした。 明けて1月22日、<窯出し>を行いました。強還元焼成による薪窯ならではの窯変が見られ、す ご~い!いいやん!と歓声が上がりました。参加者は、11名でした。2月には、棚板の磨きなどを 行い、参加者は6名でした。ここまでの一連の活動日は、合計25日です。のべ194名の法人会員や 一般参加者が集い、智慧を出し合い力を合わせ、2年8ヶ月ぶり 第8回「穴窯焼成」は、怪我もなく 無事に終了することができました。ご支援ご協力、ありがとうございました。 3月19日には、のどかな伊賀市阿山方面へ、工房見学と会食会に出かけました。参加者は、10名 でした。

活動の様子

昨年の「夏合宿」では、「薪割り」と窯焚きの安全のために「足場の床工事」を行いましたが、さらに、窯の扉と煙突の改修、窯本体と窯周りの修繕が必要となっています。これらの作業と「作陶会」、引き続き「薪割り」を行います。薪は、現在450束できています。少なくても、もう100束を目標にしています。よい準備をして、年末の窯焚きに臨みたいと思っています。
「粘土カフェ」の定例活動日は、第3土曜の翌日曜です。ご参加ご支援よろしくお願いします。(2016.03.19)

2016年度の活動予定

今年度の日程をお知らせします。前号のアトリエニュースに記載した日程の一部(作品の持ち込み日・窯詰め)に変更が生じました。
通常の定例活動日は、毎月第三土曜の翌日曜日 10 時~17 時が原則ですが、年末の「穴窯焼成」に向けて、変則的な予定となっています。よろしくお願い致します。

薪割り
6 月19 日(日)
作 陶 会
7 月17 日(日)・18 日(月/祝)
夏の合宿
8 月11 日(木・祝)~ 14 日(日)※窯の扉と煙突の修繕と作陶会
作品の持ち込み
10 月16 日(日)・11 月19 日(土)午後 ※焼成費の集金、窯詰めの準備も行います。
窯 詰 め
12 月10 日(土)11 日(日)18 日(日) ※窯焚きの準備も行います。
窯 焚 き
12 月21 日(水)~25 日(日)予備日26 日(月) ※100 時間の焼成を交代で行います。
窯 出 し
2017 年1月22 日(日)

活動の様子

昨年の「夏合宿」では、「薪割り」と窯焚きの安全のために「足場の床工事」を行いましたが、さらに、窯の扉と煙突の改修、窯本体と窯周りの修繕が必要となっています。これらの作業と「作陶会」、引き続き「薪割り」を行います。薪は、現在450束できています。少なくても、もう100束を目標にしています。よい準備をして、年末の窯焚きに臨みたいと思っています。
「粘土カフェ」の定例活動日は、第3土曜の翌日曜です。ご参加ご支援よろしくお願いします。(2016.03.19)

第8回 穴窯焼成 参加者募集

粘土カフェ

2005年に法人活動の一環として、多くの皆さんと「穴窯」を造ってから、はや10年が経ちました。
一貫して、材料となる薪(赤松)を購入せず、地域からご提供いただく間伐材の再活用を趣旨とした、伊賀の地ならではの活動を展開してきました。来る2016年12月に8回目となる「窯焚き」を実施します。
只今、月に一度の活動日に集い、薪割りを行っています。窯焚きはもちろん、窯と窯周りの修繕や窯詰めなどの作業も、参加者の知恵を出し合い、ともに汗を流しながら進めていきます。また、作陶会も行います。これらの活動を積極的に楽しみたい方なら、経験の有無を問わず、どなたでもご参加いただけます。作品焼成のみの方もご参加ください。新たなメンバーを募集中です。

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